新着情報

2024.6.12  更新  

2024.6.12

令和6年度地域ネットワーク講演会開催しました!
 5月25日(土)、令和6年度地域ネットワーク講演会を開催しました。医療関係者や障がい福祉関係者、一般市民の方など約120名の方々が参加されました。
 今年の講演会は、北海道立精神保健福祉センター所長 岡ア 大介氏をお招きし、「トレンドが変遷する精神科診断と対応」をテーマにご講演いただきました。架空事例を交えながら精神疾患についてはもちろん、なぜ精神科診断はトレンドが変遷するのか、近年話題の薬物依存の現状と対応についてなど、専門の先生から精神医療分野の話を聞くことができた貴重な時間となりました。
 参加者アンケートでは、「問題行動そのものだけでなく、問題行動を起こす背景にまで目を広げることの大切さを学んだ」「関わり方を改めて振り返る機会になった」「今後の支援に活かしたい」などの多くの感想が寄せられました。
2024.4.30
令和6年度地域ネットワーク講演会開催のお知らせ
 (R6.4.25発行 通信縁より) 
 恒例の地域ネットワーク講演会が、今年も対面開催ができることを大変嬉しく思っています。本年度も定期総会と合わせ、上記のとおり開催することになりました。
 今回は釧路に縁のある講師をお招きしました。講師の岡ア大介先生は、平成24年から市立釧路総合病院精神神経科部長として3年間勤務されていました。懐かしいと感じられた方も多いのではないでしょうか。
 当時は精神科病棟が明るい新棟へ移動して間もなくのころでした。軽快なフットワークにより相談に応じていただける岡ア先生の穏やかさとその人柄に、患者さんとともにスタッフも安心して話し合いができたように思います。
 今回の講演では、近年話題となっている処方薬・市販薬の乱用、いわゆる薬物依存をはじめ、年々変化している精神科医療の現状や支援についてお話していただく予定です。
 皆様お誘い合せの上、是非ご参加ください。     (代表理事 名塚 優子)
2024講演会
テーマ《トレンドが変遷する精神科診断と対応》
講師:岡ア 大介氏
  (北海道精神保健福祉センター 所長)
日時:令和6年5月25日(土) 13:30〜15:30 
    
終了しました
場所:釧路市生涯学習センター まなぼっと幣舞
   2階 多目的ホール
定員:120名
申込:FAX・Googleフォーム・電話のいずれか
 
2024.1.25
今年もよろしくお願いします。
 (R6.1.25発行 通信縁より) 
 新年明けましておめでとうございます。
 釧路にしては珍しい大晦日の大雪、元旦の震度7の能登半島地震、そして2日の羽田空港での事故と、明けて早々、大きな痛ましい報道が続きました。皆さまにとっても心落ち着かない時を過ごされたのではないかと思います。“縁”の職員も気を引き締め、本年の仕事をスタートいたします。
 さて、昨年は3年ぶりに対面での「地域ネットワーク講演会」や「縁の日交流会」を開催することができました。とりわけ縁の日交流会では、多くの利用者様やご家族、関係機関の皆様と楽しく有意義な交流となり、職員にとって、今後“縁”各事業所での活動において大きな力となりました。
 また、法人の代表理事交代という大きな出来事も、前代表からのきめ細かな引継ぎと利用者様や職員の温かな受け入れにより、滞りなくバトンがつながりました。「あなたの生き方を夢や希望を応援します」という理念を実現しようと職員とともに励んでおります。
 さらに、相談支援事業所「結」は、指定障害児相談支援事業所の指定を11月1日付けで受け、障害児の方に対しても相談支援を始めています。
 今年は、法人の長期ビジョンとして、更なる地域貢献のため、何ができるかを検討する時期にきています。会員はじめ、理事の方々や職員、そして関係する皆様とともに議論を深めていければと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
代表理事 名塚 優子
2023.7.19
代表理事交代・役員改選のお知らせ
 このたび、令和5年5月27日に開催した定期総会及び理事会において設立当初から長年就任されていた藤田 麗子代表理事が退任され、この度新たに名塚 優子にバトンタッチされましたのでお知らせいたします。 なお、藤田 麗子は”名誉代表理事”として縁に関わっていきます。
代表理事交代挨拶文
  さらに、役員任期満了に伴い役員改選を行いました。新役員は下記の通りです。
2023.7.19
令和5年度地域ネットワーク講演会終了! "応援"がテーマ
 5月27日(土)、令和5年度地域ネットワーク講演会が無事終了しました。恒例の講演会は、今年は講師を釧路に招き4年ぶりに対面開催となり、110名の参加者は熱心に聴き入っていました。

 講師は、浦河ひがし町診療所川村敏明院長を中心としたチーム、医師・看護師・社会福祉士・心理師などが各々の立場でエピソードを紹介。川村院長は「昔は(病気を)治そうとした。今は治療という小さな枠に閉じ込めずにみんなで応援して、その人の自由度を広げていくという取り組みが、入院病棟のない浦河町で有効に機能している」「支援はその時だけ、応援はずっと」とお話しされていました。

 アンケートでは、「”当事者の力”を発揮できるような応援を心がけたいと思いました」「病気であることに自信が持てた。川村先生のチームが素晴らしかった」など、支援者・当事者それぞれの立場から『応援』について考える機会となりました。
2023.5.1
令和5年度地域ネットワーク講演会開催のお知らせ
(R5.4.25発行 通信縁より) 
 新型コロナ感染症は、5月8日から季節性インフルエンザと同様に感染症法5類に分類されることになりました。そのため、恒例の地域ネットワーク講演会も対面開催ができることになり大変嬉しく思っています。本年度も定期総会と合わせて、地域ネットワーク講演会を開催することになりましたので、お誘い合せの上、ぜひご参加ください。 講師の川村先生は、自称「治せない医者」。約40年前、ソーシャルワーカーの向谷地様や利用者様と一緒に、浦河町に全国的に有名な「べてるの家」を開設されました。利用者主体の斬新な活動・行動力に、当時釧路保健所の保健師であった私も含め多くの関係者は新鮮な気持ちで受け止め、期待したものです。その後、釧路にべてるのメンバーに来ていただき交流会を行った記憶がありますが、当時から、利用者自身の発想で萎縮せずのびのびと自己開示されており、その後「妄想大会」などに発展していったと聞きました。川村先生は、浦河赤十字病院退職後も、近くの診療所長として、現在もなおフラットな目線でユニークな地域医療を展開されているとのこと。久しぶりに楽しい講演会になりそうでワクワクいたします。 (代表理事 藤田 麗子)
テーマ『地域医療は仲間とスクラムで
〜あらためて”応援”を考える〜』
講師:川村 敏明先生(浦河ひがし町診療所 院長) 
と なかまたち
日時:令和5年5月27日(土) 13:30〜15:00  
   ※ 終了しました
場所:釧路プリンスホテル 3階
定員:120名  
申込:電話 又は FAX


※コミュニティセンター(コア3館)など、
市内数カ所にチラシ設置中です!

2023.5.1
令和5年度定期総会開催のお知らせ
 正会員の皆様にはメールや郵送でご案内していますが、賛助会員の皆様や今後入会を希望される方々もオブザーバーとして出席できますのでご案内いたします。
《日時》令和5年5月27日(土) 15:30〜17:00
《場所》釧路プリンスホテル 3階 北斗の間(講演会終了後に開催)
《内容》令和4年度事業・決算報告、令和5年度事業計画・予算審議、
   役員改選、定款変更など
2023.4.6
藤田麗子代表理事、第51回医療功労賞中央表彰受賞!
 長年、地域に密着した活動を続けてきた医療・福祉従事者を表彰する「第51回医療功労賞」(主催:読売新聞 後援:厚生労働省・日本テレビ放送網)の中央表彰者に、藤田麗子代表理事が選ばれました。
 3月には読売新聞社の取材を受け、読売新聞(3/20付)と読売新聞の医療・健康・介護の情報サイト『yomiDr.(ヨミドクター)』に取材の内容が掲載されました。
地域の医療・福祉の支えに…第51回医療功労賞 中央表彰者の10人 | ヨミドクター(読売新聞) (yomiuri.co.jp)
  
 この度は、思いがけず中央表彰をいただき、合わせて天皇皇后両陛下の拝謁を賜わり、身に余る光栄でございます。
 思えば大雪山を見ながら生まれ育った私が、20代で縁あって外国のような遠方の釧路に来てから、早半世紀になろうとしています。この度は、38年の保健師生活と12年のNPO法人での訪問看護事業など、関係機関との連携による在宅支援が評価されての受賞と聞き、大変嬉しく思っております。
 我が国は、今後ますます”地域包括ケアシステム”や”地域共生社会”の実現に向けた取り組みを目指して進んでおります。当法人も次世代にバトンを渡しながらも、この受賞をきっかけにその一翼をしっかり担っていきたいと考えています。
 皆さまのご支援・ご協力に心から感謝いたします。(藤田 麗子)
 
2023.2.1
◇新年あけましておめでとうございます◇  (R5.1.25 通信縁より)
 昨年は、コロナ禍、ロシアのウクライナへの軍事侵攻、円安、物価高騰など私たちの生活は緊張に満ちた1年でした。コロナ禍の初期では、誰から感染したかなどの犯人捜しや差別意識にも似た風潮がまん延し、いかがなものかと考えさせられたものです。先日、オーストラリア在住の後輩から「医療従事者以外は、皆マスクはしていませんよ!」と明るいメールが届き、日本も一日も早く、あの3年は何だったのかと思えるようなノーマスク時代を願うばかりです。
 さて、昨年最も嬉しかったのは、1年遅れで、法人開設10周年講演会(講師:田中康雄先生)をオンデマンドで約300名視聴のもとに開催し、発達障がいへの地域理解が深まったことです。また、2年前興津に開設した訪問看護ステーション‟灯”の利用者が順調に増え続け、地域に根差しつつあることや、何よりも、利用者様やご家族から、時折感謝のお手紙をいただくことが私たちの一番の励みになることでした。一方、悔しかったことは、やる気満々であった3年ぶりの「縁の日交流会」をコロナ第7波に負けて断念したことでした。 (今年こそは期待してください!)
 そして、新年に当たり、今後の法人10年を見据えた長期ビジョンについて、更なる地域貢献のためにいかにあるべきかを真剣に考えなければなりません。一にも二にも「サービスの質」を目指すことは言うまでもありませんが、主にこころのケアを大切にしながら地域共生社会を目指す法人として、釧路の皆様に求められる地域貢献は他にもあるような気がいたします。
 顧みますと、様々な喜びや苦難があったこの10年、あっという間に私自身が前期高齢者卒業目前になってしまいました。心身の衰えを実感しつつ、現実の問題として、徐々に次世代へのバトンタッチをしなければなりません。「あなたの生き方を夢や希望を応援します」という理念に沿う「縁」の、時代の変化に合わせたアップグレードを模索しながら、皆さまに新年のごあいさつとさせていただきます。
 今年もどうぞよろしくお願いいたします。       (代表理事 藤田 麗子)